バランキージャのカーニバルを体験しよう

コロンビアへの旅を計画し始めてから、「バランキージャのカーニバルに行ってみて！」というおすすめを何度か聞いたことがあるのではないでしょうか？その言葉を伝えた人たちは…まったくその通りです！

バランキージャのカーニバルは、間違いなくコロンビア最大の祭典です。その重要性から、ユネスコはこのカーニバルを「人類の口承および無形文化遺産の傑作」として認定しています。

このカーニバルは、4日間にわたる情熱的な祭りで構成されており、民族的多様性、喜び、ダンス、音楽、そして伝統が融合した文化的・民俗的イベントの唯一無二の例です。

バランキージャのカーニバルはいつ開催される？

カーニバルは灰の水曜日（カーニバルの後の水曜日）の前に開催され、通常は2月または3月に行われます。ただし、祭りはとても盛大なため、1月中旬から「プレ・カーニバル」と呼ばれる前夜祭が始まります。

その時期からカーニバルの正式な開始まで、陽気なバランキージャの街は、500以上の民俗舞踊団体や地元・国際的なアーティストが参加する街頭パーティー、パレード、コンパルサ（仮装行列）でにぎわいます。

 

カーニバルのハイライト

4日間にわたるバランキージャのカーニバルでは、誰もが楽しみにしている瞬間がたくさんあります。その中でも特に有名なのが「花の戦い（バタージャ・デ・ラス・フローレス）」です。これは、フロート（山車）、仮装行列、ダンスグループ、そして衣装に身を包んだ参加者によるパレードで構成されます。すべての中心にはカーニバルの女王が立ち、観客に花を投げながら踊り、王子や王女たちの一行に囲まれます。

この「花の戦い」を特別なものにしているのは、カーニバルの伝統的なキャラクターたちが登場することです。たとえば、レイ・モモ（お祭りの王）、マリア・モニートス、ワニ男（エル・オンブレ・カイマン）などが登場し、リズムとエネルギーを加えて会場を盛り上げます。

カーニバルのもう一つの重要な瞬間は、もちろんそのフィナーレです。ここでは、祭りとカリブ海沿岸の喜びを象徴するキャラクター「ホセリート・カーニバル」が象徴的に埋葬されます。

葬儀では、ホセリートは「陽気な未亡人たち」によって泣かれ、象徴的に埋葬されます。彼女たちは彼とともにカーニバルの最高の瞬間を楽しんだのです。

この壮大なフィナーレは、19世紀から毎年続く4日間の祝祭を締めくくるものであり、リズム、ダンス、色彩、そして文化を愛する人々にとって、バランキージャを必ず訪れるべき目的地にしています。

コロンビアで最も有名な祭りのひとつ、そして世界で2番目に大きなカーニバルに参加しましょう。色彩、リズム、喜びに包まれるコロンビアの伝統です。