コーヒー産地の文化的景観

コーヒー産地の文化的景観の美しさ、風味、香りを発見しましょう

コロンビアはコーヒーの国です。そのためユネスコの世界遺産に登録されている印象的なコーヒー産地の文化的景観を訪れることが不可欠です。 

カルダス、キンディオ、リサラルダ、バジェ・デル・カウカの北部にまたがるすばらしい風景のこの地域では、ユニークな体験ができます。山々とコーヒー農園の風情のある風景は、どこをカメラに収めても絵葉書になり、いくら眺めていても飽きることはありません。 

これらの山々のおかげで、世界中で認められる、地球上の各地で楽しまれる優れた品質のコーヒーが生まれます。ぜひ、コーヒー体験に参加しましょう。コーヒーは単なる製品ではなく、コロンビア文化の豊かさと多様性の象徴です。 

 

コーヒー産地の文化的景観でできることは？ 

間違いなく、コーヒー体験を最大限に楽しむ必要があります。

農場を訪問して、コーヒーの栽培、焙煎、調理方法を見学しましょう。 

また、この重要なコロンビアのコーヒーをテーマにしたキンディオにあるレジャー施設やアトラクション満載のコーヒーパークを訪れましょう。

また、コーヒー産地の文化的景観を構成する美しい道をドライブすることを強くお勧めします。

地域の美しい自然が眺められるだけでなく、道はペレイラ、アルメニア、マニサレスなどの魅力のある都市へと続きます。 

「愛らしい街」、「夜更かしと褐色の街」、「門のない都市」、「オトゥンの真珠」として愛情を込めて呼ばれるペレイラの街には、多くの興味深い場所があります。

その1つは、マンゴス広場としても知られるボリバル広場です。この広場には、行政当局の建物やカフェ、レストランが集まっています。

良き出会いの場であり、「裸のボリバル」像や「ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・ポブレサ（貧困の聖母）大聖堂」を代表とするさまざまな作品やモニュメントを鑑賞することができます。 

一方、アルメニアには「インマクラーダ・コンセプシオン（無原罪の御宿り）大聖堂」、キンディオ県庁舎、「努力の史跡」が際立つボリバル広場もあります。

市内には、レアル通りとして知られるショッピングセンターストリートもあります。

自然に囲まれた歩行者専用道となっており、あらゆる種類の商店が立ち並びます。 

最後に、カルダス県の首都マニサレスがあります。マニサレスは、素晴らしいおもてなしで「開かれた都市」として知られています。

この街では、歴史的地区を見逃すことはできません。コロンビアの文化遺産・国立記念物となっています。

マニサレス大司教区、マヌエル・サンスビル、カルダス県庁舎、ボリバル広場など、さまざまな観光名所があります。

ボリバル広場は、街の最も重要な場所の1つであり、南側にはマニサレスのロザリオの聖母大聖堂があります。

また、マニサレスではフォンダに立ち寄ることは必須です。

フォンダは伝統的なレストランで、美食を始めとし、カラフルな花で飾られたファサードやテラスに至るまで、慣習的な絵画、ポンチョ、キャリール、帽子などのインテリアを飾るオブジェクトなど、最高のコーヒー文化が集結されています。 

最後に、伝統的なフェリア・デ・マニサレスの開催地である有名な闘牛広場も見逃せません。この広場では闘牛や音楽、文化イベントが開催されます。

 

ユニークな体験

コーヒー産地の文化的景観の各街では、重要なイベントが開催され最大限に楽しむことができます。 

最も重要なイベントの1つは、1月に開催される有名なフェリア・デ・マニサレスで、この地域の豊かな文化を称賛します。

同様に、カルダス県の首都では、国際演劇祭が開催されます。この演劇祭は9月に開催され、コロンビア国内および世界から演劇界の著名人が集まります。

ペレイラでは、今日、フィエスタス・デ・ペレイラとして知られる収穫祭を祝います。地域のコーヒー栽培文化の重要性を呼び起こし、乗馬、クラシックカーのパレード、トロバの国内フェスティバル、ビューティーコンテスト、国立蘭展などのイベントなどが行われます。

 

見逃せないアクティビティ 

コーヒー産地の文化的景観を訪れる際には、印象的なロス・ネバドス国立自然公園を見逃すことはできません。この公園は、ネバド・デル・ルイス、ネバド・デ・サンタ・イサベル、ネバド・デル・トリマ、パラミロス・デル・シスネ、サンタ・ロサ、キンディオで構成されています。 

同様に、820,000平方メートルの面積を有するラテンアメリカで最大のウクマリ・バイオパークを訪れることを強くお勧めします。 

ロス・ヤルモス・エコパークとロス・カラコリス・エコパークもこの地域にあり、美しい自然やパラシュート、懸垂下降、登山、ハイキングなどのアドベンチャースポーツを楽しむことができます。 

また、これらすべての自然環境では、バードウォッチングに最適な場所が見つかります。 

また、コーヒー産地の文化的景観の最も有名な村を巡るルートもあります。出発地点は、工芸村のあるキンバヤです。ここでは、グアドゥア竹で作られた工芸品やその他の典型的な素材を見ることができます。 

そこからフィランディアへと進みます。フィランディアにも、美しい手工芸品があり、コーヒー産地の山々の完全なパノラマが展開される「コリーナ・イルミナーダ（照らされた丘）」という展望台を訪れることができます。

次に、非常に美しい伝統的でカラフルな建築を特徴とする遺産都市サレントに到着します。 

また、ロス・ネバドス国立自然公園への入り口として有名なリサラルダに位置するアパート、サンタ・ロサ・デ・カバルを訪れることができます。そこには壮大な温泉があり、道中の休憩地として、山間でリラックスすることができます。

リサラルダにあるもう1つの美しい町は、マルセージャです。アンティオキア建築の家が際立っており、バルコニーには花が飾られ、美しいボリバル広場の風景を作り出しています。 

1982年に国定史跡に指定されたカルダス県にある美しい遺産の町サラミーナも見逃せません。粘土瓦のバハレケの家の軒並みに驚嘆することでしょう。

最後に、山、川、ヤシの木のあるコーヒー産地の文化的景観の最も美しい自然環境の1つであるバジェ・デル・ココラを訪れます。

そこでは、スポーツフィッシング、トレッキング、乗馬を行うことができます。この素晴らしい場所でキャンプをすることもできます。 

 

推奨事項

• コーヒー産地の文化的景観の気温は温暖で快適です。ただし、夜にジャケットが必要な場合もあります。

• アルメニアやペレイラなどの都市には、米国やパナマに接続する国際空港があります。しかし、陸路で自由に移動しながらコーヒー産地の文化的景観の壮大な山の景色を眺めることをお勧めします。

• コーヒー産地の文化的景観の各都市には、訪問に必要な情報を提供する観光案内所（PITS）があります。

これらの簡単な推奨事項に従い、コロンビアのアイデンティティの最も重要な要素の1つであるコーヒー文化のリズムを感じましょう。素晴らしいコーヒー産地の文化的景観を旅しましょう。間違いなく気に入ることでしょう！